セレック治療

セレックとは、セラミック材料を用いた歯の修復治療のことで、歯科医療の先進国であるドイツで開発されたシステムです。
この治療の特長をご紹介いたします。
治療の流れはこちらのページよりご覧ください。

虫歯になりにくい

これから皆さんはどんな食事をする予定ですか?
熱々の鍋だったりとても冷たいかき氷かもしれません。
お口には熱いものから冷たいものまでいろいろなものが入ってきます。

もちろん歯も温められたり冷やされたりします。

温められるとごくわずかに大きくなり、冷やされるとごくわずかに小さくなります。

金属で修復された歯の場合、金属人工歯の方が熱による体積の変化が、天然歯(自分の歯)に比べてずっと大きくなります。

その結果、天然歯と金属人工歯を接着するセメント部分に繰り返しストレスがかかります。

やがて接着が甘くなり隙間が生じ、そこから虫歯菌が侵入し虫歯ができやすくなります。

セラミック人工歯は、熱による体積変化が天然歯とほぼ同じなためセメント部分から隙間が生じません。

天然歯は食事や歯ぎしりなどによりわずかにすり減り、形が変化していきます。

セラミック人工歯の硬度は天然歯とほぼ同じです。
そのため天然歯と同じように咬耗し、天然歯との境目に隙間はできません。

金属人工歯の場合、天然歯よりも硬度が高いため、すり減り方の差により天然歯との間に隙間が生じることがあります。
そしてこの隙間に虫歯菌が入り込み、欠歯に進行するリスクが高まります。

またセラミック人工歯は表面がツルツルのため汚れが付きにくく、これが虫歯になりにくくする効果をもたらします。

金属アレルギーを起こさない

セラミック人工歯は金属成分は一切含まれておりません。
そのため金属アレルギーが起こる心配はございません。

治療中のストレスが少ない

詰め物の治療は、患者様の歯型に合った詰め物を作成し、それを詰めるという流れです。

セレック治療では、カメラ撮影による立体スキャン型撮り行い、歯型をデジタルデータで採取します。
このデジタルデータより詰め物を立体設計し、3Dプリンタのようにセラミック人工歯作成を行います。
(実際はミリングマシーンという機械でブロックから削り出して作成しています。)
そのため、数十程度分で超高精度のセラミック人工歯を作成できます。

従来の歯型採取方法のように、印象材という柔らかい粘土のような素材を歯に押し付け、固まるまで待つ必要はありません。
印象材で不快に感じたり、人工歯の作成に1週間以上お待ち頂くこともございません。

天然歯のような自然な仕上がり

セレック治療では患者様の天然歯に最も近い色味のセラミックブロックを削り出してセラミック人工歯を作成しています。
そのため、治療後は他の天然歯と見分けがわからないくらい自然な仕上がりになります。

短期間でセラミック人工歯治療完了!

むさしさかい歯科クリニックでは、最新セラミック人工歯作成技術のセレック治療を行っております。

セレック(CEREC)とは、CEramic REConstruction(セラミック修復)の略称で、ドイツ・シロナ社が開発したシステムの製品名です。
最大の特長は、患者様のストレスを最小に、短期間でセラミック人工歯治療完了を実現です。

食事が美味しい、味が変わらない

金属の被せ物の場合、味覚が敏感な方はレモンなどを食した際に金属のような嫌な感覚に悩まれることがあります。
その原因は、酸と金属から電流が発生するからです。(ガルバニー電流)
解消方法は金属を使わないノンメタル治療でもあるセラミック人工歯治療です。

食生活の質は人生の満足度に影響します。

人工歯治療が必要となった際は、セレック治療によるセラミック人工歯を治療の選択肢のひとつとしてご検討ください。